AI画像生成は、文章を打ち込むだけで画像が出てくる技術です。

——でも正直、「活用事例」を調べると大企業の話ばかりで、自分ごとにならないですよね。

この記事では「商品写真を自分で作りたい」「バナーを外注したくない」「思い出写真をアートにしたい」という具体的なシーンに絞って、仕事でも日常でも使える方法を紹介します。

らすぼす

ふん、AI画像生成など造作もない…(でも正直、どこから手をつければいいか全然わからん)


あなたのシーンはどれ?まず「やりたいこと」で選ぼう

AI画像生成ツールは、調べるとたくさん出てきます。

10個、15個……。正直、見ているだけでお腹いっぱいになりませんか。

だからここでは、ツール名からではなく「あなたが何をしたいか」から選べるようにしました。

やりたいことは、大きく3パターンに分かれます。

  • とにかく無料で試したい → まずは触ってみたい人向け
  • 仕事の商品写真やバナーを作りたい → 著作権まわりも安心して使いたい人向け
  • 本格的にオリジナル画像を作りたい → クオリティにこだわりたい人向け

それぞれに合うツールを、3つだけに絞りました。

やりたいことおすすめツール無料で試せるか仕事に使えるか
まず無料で試したいCanva AI○(月50回)
商用利用も安心して使いたいAdobe Firefly○(月25回)◎(補償あり)
高品質な画像を作りたいMidjourney△(無料枠なし)

「3択に絞れば、迷わず始められる」——これだけ覚えておけば十分です。

「そもそもAIツールに文章を打ち込むこと自体が初めて」という方は、まずChatGPTの使い方入門記事で「AIへの指示の出し方」を体験してみるのもおすすめです。


仕事でそのまま使える活用事例3つ【商品写真・バナー・提案書】

らすぼすの本文中挿絵①:PCの画面に商品写真が生成されて驚いているシーン。キャラとコンテンツのつながりを視覚的に演出。

ここからは、実際に仕事で使えるシーンを3つ紹介します。

どれも「スタッフ3〜5人の会社」が主役の話です。


商品写真を自分で作る:スタジオ撮影の代わりにAIを使った話

たとえば、ECサイトに載せる商品写真。

カメラマンに頼むと1回あたり3万円前後、納品まで3日はかかります。

これをAdobe Fireflyで試すとどうなるか。

やることはシンプルです。指示文の欄に「白い清潔感のある背景、スタジオ撮影風、影なし、プロのEC写真」と日本語で打ち込むだけ。15分もあれば、背景画像が何パターンも出てきます。

もちろん、最初から完璧にはいきません。

「背景は良いけど、影の向きがちょっと不自然」ということもあります。そんな時は「影を消して、光を正面から当てた感じで」と一言追加するだけ。2回目でグッと良くなります。

外注の場合

従来の商品撮影

カメラマンに依頼



撮影・納品待ち



3日後に完成

費用:約3万円 / 時間:3日

AI生成の場合

Adobe Fireflyで生成

指示文を入力



数秒で生成



15分で完成

費用:0円 / 時間:15分


SNSバナーを15分で量産する:外注3万円がゼロになったプロセス

「インスタの投稿画像、毎回デザイナーに頼むとキリがない」——そんな悩みにはCanva AIが合います。

Canva AIなら「秋の公園、温かみのある色合い、人物なし、余白多め」と打ち込めば、テキストを載せやすい背景画像がすぐ出てきます。しかも、そのままCanva上で文字入れ・サイズ調整まで完結します。

外注だと1枚3,000〜5,000円。月に6枚頼んでいたら、それだけで2〜3万円です。

Canva AIの無料枠なら、月50回まで生成できます。

Canva AIの具体的な操作手順が気になる方は、「Canva AIの使い方」記事もあわせてどうぞ。


提案書の1枚目が変わる:フリー素材と差がつくカバー画像の作り方

提案書の表紙、フリー素材サイトで「ビジネス 背景」と検索していませんか。

あの「見たことある感」、相手にも伝わっています。

Adobe Fireflyで「信頼感のある、青とグレーのビジネス風景、テクノロジーイメージ、横長構図」と打ってみてください。他社と被らない、オリジナルのカバー画像が手に入ります。

「外注費ゼロ・15分で完成」が現実になる——これが今の画像生成AIです。

らすぼす

ほう…外注費が消えるとは、なかなか興味深いではないか(…カメラマンに頼んでた分、浮くのか。ちょっと試したいかも)


日常でも使える活用事例3つ【思い出・部屋・イベント】

らすぼすの本文中挿絵②:スマホを持ちながら生成された水彩画風画像を見て「ほう、これはなかなか…」という表情をしているシーン。日常ユースケースの入口として機能。

「仕事で使えるのはわかったけど、自分の生活では?」と思った方。

ここからは、日常で使えるシーンを3つ紹介します。

技術的なハードルが一番低いものを集めたので、「試してみたい」の気持ちだけあれば十分です。


家族旅行の写真を水彩画風に変換してプレゼントした話

スマホに眠っている旅行写真、ありますよね。

あの写真を画像生成AIにアップロードして「水彩画風、やさしい色使い、手描き感あり」と指示を添えるだけで、まるで絵はがきのような画像に変わります。

これを印刷して額に入れれば、ちょっとしたプレゼントの完成。

母の日に渡したら「これ、どこで描いてもらったの?」と聞かれた、なんて話もあります。


部屋の写真を撮って「北欧風」にしてみたら、引っ越し前に家具が決まった

引っ越しや模様替えの前に「この部屋、北欧風にしたらどうなるだろう」と考えたことはありませんか。

自分の部屋をスマホで撮影して、AI画像生成ツールに「北欧風インテリア、木目調、観葉植物あり、自然光」と指示を出す。すると、今の部屋がそのスタイルに変換された画像が出てきます。

家具を買う前に「完成イメージ」が見られるので、「買ったけど合わなかった」という失敗を減らせます。フリマアプリで売る家具の写真をAI生成の背景に差し替えたら、反応が良くなったという話もあるくらいです。


誕生日カードの背景をAI生成にしたら「どこで買ったの?」と聞かれた

友達の誕生日カード、毎回コンビニで買っていませんか。

Canva AIで「花束、パステルカラー、誕生日、華やか、テキスト入れやすい余白」と打てば、オリジナルの背景画像がすぐ手に入ります。そこにメッセージを入れて印刷すれば、世界に1枚だけのカードの完成です。

Canva AIで生成された華やかな誕生日カードの背景画像をスマホで見ているイメージ。日常使いの親しみやすさを表現。

「仕事でも日常でも、境界なく使える」——それがAI画像生成の本質です。

らすぼす

旅行の写真が水彩画になるとは…わらわも試してやろうではないか(…お母さんへのプレゼントにもいいかも、ドキドキ)


コピペOK!日本語の指示文テンプレート10選

「英語で打たないとダメなんでしょ?」——と思っている方、大丈夫です。今のAI画像生成ツールは日本語で十分動きます。

ちなみに、AIに出す指示文のことを「プロンプト」と呼びます。

要は「こんな画像を作って」というお願いの文章のこと。難しく考える必要はありません。

ここからは、コピペしてそのまま使える日本語テンプレートを10個紹介します。

仕事用5つ、日常用5つです。

シーン指示文テンプレート出てくる画像
【仕事】EC商品写真白い清潔感のある背景、スタジオ撮影風、影なし、プロのEC写真商品が映える白背景
【仕事】SNSバナー秋の公園、温かみのある色合い、人物なし、余白多め、テキスト入れやすい構図文字が載せやすい風景
【仕事】提案書カバー信頼感のある、青とグレーのビジネス風景、テクノロジーイメージ、横長構図ビジネス感のある表紙
【仕事】店舗POP背景明るいカフェ風、木目テーブル、自然光、温かい雰囲気、文字スペースありおしゃれなPOP背景
【仕事】求人バナー笑顔のオフィス風景、明るい照明、チームワーク、清潔感、横長採用ページ向き画像
【日常】思い出写真加工水彩画風、やさしい色使い、手描き感あり、テキストなし絵はがきのような画像
【日常】インテリア北欧風インテリア、木目調、観葉植物あり、自然光部屋のイメチェン画像
【日常】誕生日カード花束、パステルカラー、華やか、テキスト入れやすい余白カード用の華やかな背景
【日常】SNSアイコンシンプル、イラスト風、やさしい色使い、丸型に収まる構図丸くトリミングしやすい
【日常】季節の挨拶桜並木、春の日差し、やわらかい色彩、人物なし年賀状・挨拶状向き

使い方はシンプルです。上の表から自分のシーンに合うものを選んで、ツールの入力欄にコピペして貼り付けるだけ。

もし出てきた画像が「惜しい!」と感じたら、「もう少し明るく」「余白をもっと広く」など一言足してみてください。2〜3回やり取りするだけで、かなり理想に近づきます。

ただし、画像内に文字を入れると崩れやすかったり、人の手や指が不自然になることもあります。「惜しい!」と思ったら、その部分だけ手動で修正するか、指示文で「手は見せない構図で」と加えてみてください。

「コピペ→貼り付け→生成」の3ステップで完結です。

らすぼす

ふっ、日本語でいいのか。それなら…(これ、そのまま貼り付けるだけじゃん。やってみようかな)


著作権が心配な人へ:これだけ守れば大丈夫

AI画像生成で一番気になるのが「これ、仕事に使って大丈夫なの?」という著作権の問題ですよね。

先に結論を言います。「安全ルートを選べば、怖がる必要はない」です。

具体的には、この3つだけ覚えておけば大丈夫です。

01

仕事(商用利用)で使いたい

Adobe Fireflyを選ぶ。Adobe公式が著作権侵害の補償をつけています(Adobe Firefly公式ページ

02

個人のSNSに載せたい

ほぼ問題なし。ただし次の3番目に注意

03

実在する有名人の顔を生成するのはNG

どのツールでも、これだけは避けてください

仕事で使う?

商用利用保証つきツールを選ぶ

Adobe Fireflyなら、Adobe公式が著作権侵害の補償をつけているため、仕事で使っても安心です。

個人SNS用?

ほぼOK・ただしNGパターンに注意

個人のSNSに載せる程度ならほとんど問題ありませんが、実在する有名人の顔を生成するのは避けてください。

なぜAdobe Fireflyが安心かというと、学習データにAdobe Stockのライセンス済み画像を使っているからです。「どこかの画像を勝手にコピーしたもの」ではないので、商用利用のハードルが低い設計になっています。

とはいえ、AI画像生成の著作権ルールはまだ世界的にも整備の途中です(参考:文化庁 AIと著作権)。

だからこそ「安全ルートだけを通る」のが、今一番賢い選択です。

「そもそも生成AIってどういう仕組みで動いてるの?」と気になった方は、「生成AIとは何か?」の入門記事もあわせて読んでみてください。


まとめ: 1枚作れば、AIが「使えるもの」に変わる

らすぼす

わらわはもう試す気満々ではあるが…(最初の1枚、うまくいくかな。でもやってみるしかないか)

ここまで読んだあなたなら、AI画像生成が「難しそうなもの」ではなくなっているはずです。

最初は「自分には関係ない」と思っていたかもしれません。でも、商品写真もバナーも、旅行の思い出も誕生日カードも——AIの出番は意外とすぐそこにあります。

この記事のポイントを3つだけ整理します。

01

シーンから選べばツールで迷わない

やりたいことに合わせて、Canva AI・Adobe Firefly・Midjourneyの3択から選ぶ

02

日本語の指示文で十分使える

コピペテンプレートをそのまま貼り付けるだけで画像が出てくる

03

著作権が心配なら安全ルートがある

仕事用はAdobe Firefly、個人SNSはほぼOK、有名人の顔だけNG

「最初の1枚が、AIへの印象を変える」——頭で考えるより、手を動かした方が早いです。

AI画像生成以外にも「AIで時短できる業務」はたくさんあります。気になる方は「AIで時短できる業務10選」の記事もチェックしてみてください。


次のステップ

まずは今日、Canva AIで1枚だけ画像を作ってみてください。テンプレートの中から好きなものをコピペして、入力欄に貼り付けるだけです。

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