AI導入の相談先は、大きく「無料の公的窓口」「生成AI専門のコンサル」「戦略から伴走する総合コンサル」の3タイプに分かれます。

——でも正直、「相談先を探す前に、相談して何を聞けばいいかが分からない」が本音じゃないですか?

この記事では、今の自分の状況に合った相談先の選び方を、費用の目安・無料窓口・失敗パターンの見極め方まで含めてまるごと解説します。

うと

AIって相談する前に、何を相談すればいいかが分からないんだよね…うとは今まさにそれ


AI導入の相談先、そもそも何種類あるの?

「AI 相談先」で検索すると、ずらっと10社以上の会社名が並んだ記事が出てきます。
正直、それを見た瞬間にブラウザを閉じたくなりませんか?

選ぶ以前に、疲れる。
そこで、この記事ではまず相談先は「3タイプ」だけ覚えればいいという整理から始めます。

イメージしやすいように、病院にたとえてみましょう。

  • かかりつけ内科 = 無料の公的窓口
  • 専門外来 = 生成AI専門コンサル
  • 総合病院 = 戦略型・総合コンサル

体調が悪いとき、いきなり大学病院に行く人はあまりいないですよね。
まず近所の内科に行って、必要なら専門外来を紹介してもらう。AI相談もこの流れが一番スムーズです。

タイプ費用感こんな人向け最初の連絡手段
公的窓口(かかりつけ内科)無料何から始めるか分からない電話・Web予約
生成AI専門コンサル(専門外来)月数万〜数十万円ChatGPT等を社内で使いたい問い合わせフォーム
総合戦略コンサル(総合病院)数十万〜数百万円業務全体をAI化したい問い合わせ・紹介

普段の生活でも、歯が痛ければ歯医者に行くし、なんとなく体がだるいならまず内科に行きますよね。
「どの症状か分からないから、とりあえず内科」——AI相談もまったく同じ感覚で大丈夫です。

うと

かかりつけ医から専門外来に紹介してもらう流れ、確かに普通の病院と同じじゃん。それなら最初は無料窓口でいいのか…なんかちょっとハードル下がった気がする


今の自分はどの段階?→相談先の選び方

3タイプあるのは分かった。でも「自分はどこに行けばいいの?」が次の壁ですよね。

ここで思い出してほしいのが、スマホの機種変更です。
いきなり最高機種を買う人は少ないはず。「バッテリーの持ちが悪い」「カメラがもう少しキレイだったら」と、今の不満を整理してから店員さんに相談するのが普通です。

AI相談もまったく同じ。
まず「今の自分がどの段階にいるか」を確認するだけで、行き先がすっと決まります。

1

やりたいことが決まっていない

公的窓口へ



2

生成AIを試したい

生成AI専門コンサルへ



3

業務全体をAI化したい

総合戦略コンサルへ

あなたはどれに当てはまりますか?

  1. 「AIでやりたいことが、まだ決まっていない」
    → まず公的窓口(よろず支援拠点・商工会議所)で相談。無料で、自分の会社に合った方向性を一緒に整理してもらえます。
  2. 「ChatGPTを社内で使いたいけど、手順が分からない」
    → 生成AI専門のコンサルに問い合わせてみましょう。「使い方を教えてほしい」「社内ルールを作りたい」など具体的な相談に向いています。まず自分でChatGPTを触ってみたいなら、ChatGPTの始め方も参考にしてみてください。
  3. 「業務全体をAI化して、仕組みから変えたい」
    → 戦略型の総合コンサルに相談。現状分析から開発・運用まで伴走してくれるタイプです。

ちなみに、「相談=契約」じゃないので安心してください。
家電量販店でカタログだけもらって帰っていいのと同じで、「話を聞いて、合わなければ断る」で全然OKです。公的窓口なら営業されることもありません。

「聞くだけ聞いて帰ってきた」が、むしろ正しい最初の一歩です。


お金がかかりそう…費用の目安と無料から始める方法

「で、結局いくらかかるの?」
ここが一番気になるところだと思います。

先に言っておくと、いきなり大きなお金が出る話ではないです。
AI相談の費用は、段階ごとに分かれています。

工程費用目安一言コメント
現状整理10〜50万円ここから始めると低リスク
お試し実験(PoC)50〜200万円小さく試して効果を見る
本番稼働200万円〜効果確認後に判断すればOK
月次運用月5〜30万円契約前に範囲を確認

IT導入補助金を使えば、費用の1/2〜3/4が補助される場合があります(補助率は年度・枠によって異なります。最新情報は公式サイトで確認してください)。

「思ったより段階的なんだな」と感じた方も多いんじゃないでしょうか。
しかも、最初のステップは無料で踏めます。

では、最初のステップを無料で踏める窓口を具体的に見てみましょう。

窓口名費用特徴
よろず支援拠点無料全国設置、何でも相談OK
商工会議所DX相談無料地域密着、紹介も可能
IT導入補助金費用の1/2〜3/4を補助対象ツールの購入に適用
うとが「補助金って聞いたことある!でも申請めんどそう…」と思っているイラスト(吹き出し付き)。費用の表が続いた後の視覚的リズム調整
うと

IT導入補助金…名前は聞いたことあるけど、申請ってどうせ面倒そうなんじゃないかな。ちょっと調べてみる価値はあるかも

「申請が大変そう」と思いますよね。
ただ、補助金に対応しているコンサル会社なら、申請のサポートまでセットで手伝ってくれる場合が多いです。自分ひとりで書類を作る必要はありません。

家電を買うとき、ポイント還元と下取り価格を先に確認しますよね。
AI相談も同じで、「使える補助金があるかどうか」を最初にチェックしておくだけで、出費がぐっと変わります。


相談前に準備しておくと話が10倍スムーズになる3つのこと

「じゃあ、よろず支援拠点に電話してみようかな」と思ったあなたへ。
その前に、3つだけ準備しておくと話がめちゃくちゃスムーズになります。

何も準備せずに相談すると、最初の30分が「どんなお仕事をされていますか?」「今の課題は?」という状況説明だけで終わってしまいがちです。

旅行会社に行くとき、「予算は○万円、日程は3泊4日、行き先はなんとなく沖縄」と決めてから行くと話が早いですよね。仕事の悩みでも、子どもの学校選びでも、「何に困っているか」を先に整理しておくと、相談相手からの提案が一気に具体的になります。

うとキャラ挿絵:準備中のイメージ
01

⏰ 今、何に一番時間がかかっているか

「毎月の請求書作成に丸1日」「見積書のコピペで午前中つぶれる」など、ざっくりでOKです。

02

💰 月にどれくらいの費用・手間がかかっているかの感覚値

「残業代が月○万円くらい増えてる気がする」「パートさんに週2日お願いしている」くらいの感覚値で十分。

03

💬 「こうなったらいいな」の一言

「見積書が自動で出てきたら最高」「お客さんへの返信が半分の時間になったら助かる」——これだけで、相談相手はグッと提案しやすくなります。

「AIに何をしてもらいたいか思いつかない…」という方は、生成AIで何ができるかの記事を先に読んでみると、自分の「こうなったらいいな」が見つかりやすくなります。

この3つをメモ帳やスマホのメモにサッと書き出しておくだけ。5分もかかりません。


こんなコンサルには注意→失敗しない見極めポイント

「相談してみよう」と思えたところで、もうひとつだけ知っておいてほしいことがあります。
残念ながら、「相談先選び」で失敗するパターンは実在します。

よくある失敗は、この3つです。

  • 最初だけ熱心で、契約後に担当者が別の人に変わった
  • 提案書は立派だけど、自社の業務に全然合っていなかった
  • 月額費用がじわじわ増えて、気づいたら想定の倍になっていた

どれも「あるある」な話ですが、事前に確認しておけば防げるものばかりです。

こういうコンサルに注意こう確認すれば防げる
契約後に担当者が変わる「担当は最後まで同じ方ですか?」と聞く
提案が自社に合っていない「同じ規模の事例はありますか?」と聞く
費用がじわじわ増える「費用体系を書面で見せてください」と依頼

子どもの習い事を選ぶとき、いきなり入会せずに体験授業で先生との相性を見ますよね。
コンサル選びも同じです。「試してから決める」が正解

初回相談が無料かどうか、見積もりを先に出してくれるかどうか——この2点を確認するだけで、ハズレを引く確率はかなり下がります。

うと

契約後に担当者が変わるやつ、なんか嫌な予感してたけどそれ実際あるんだ…最初に確認しとくだけで防げるなら、ちゃんと聞いてみる


まとめ: 迷ったらまず「無料窓口に電話1本」から動ける

うと

なんか、最初から大げさに考えすぎてたかも。無料窓口に電話1本するだけなら、まあやってみてもいいかな…

ここまで読んで、「なんだ、最初はお金かけなくていいんだ」と思ってもらえたなら嬉しいです。

この記事のポイントを3つだけ振り返ります。

  1. 相談先は3タイプ(公的窓口→生成AI専門→総合戦略型)。状況に合わせて選べばいい
  2. まずは無料窓口で話すだけでいい。断ってもいい。聞くだけでいい
  3. 「時間がかかっている業務」「費用感覚」「こうなったらいいな」の3つをメモしておくと、相談が10倍スムーズになる

「自分と似た規模の会社がどうAIを使い始めたか」を知りたい方は、中小企業のAI活用事例も参考にしてみてください。


次のステップ

まずは「よろず支援拠点」で検索して、お近くの窓口に電話してみてください。「AIについて相談したい」と伝えるだけでOKです。

「自分の業務にどうAIを活かせるか」をもっと知りたい方は、AI活用診断(無料・10分)を受けてみてください。
60問の質問に答えるだけで、あなたに合ったAI活用法が分かります。


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